板張り・三角屋根のアトリエ兼ショールーム 東川町 monokraftアトリエ
【iezoom掲載中】
大雪山・旭岳の麓に位置し、豊かな自然と田園に囲まれた北海道東川町東10号に、三角屋根に板張りの建物が並んでいるエリアがあります。
向かって右手は住宅や家具のデザインを仕事にしているmonokraft(モノクラフト)・清水徹さんの自邸、真ん中は清水さんのアトリエ兼ショールーム、左奥に見えるミントグリーンの建物は家具工房enao(エナオ)の家具職人・遠藤さとしさんと、清水さんが共同で使っている工房です。
お二人ともに東川が気に入って、本州から移住されました。
こちらは清水さんのアトリエ兼ショールーム。外壁は道産トドマツの下見板、屋根の破風板にはレッドシダーを使っています。完成したのは2021年ですが、風景に溶け込み、まるでずっとココに建っていたような佇まいです。
玄関を入ってすぐ横に、清水さんのアトリエがあります。
リビングに入ると、正面に山や畑を望む窓があります。右手のテラスドアからはウッドデッキに出ることができます。
窓の右手にはダイニングスペースが。床には3cm厚のトドマツの無垢板を貼っています。
その奥に、シンプルなキッチンが配置されています。
窓の左手には薪ストーブと書斎、その奥には2階に続く階段が。
屋根傾斜を生かした2階フリースペース。この他、2階には個室が2部屋用意されています。
写真左/浴室は浴槽ハーフユニットにヒノキ板の壁を用いた造作
写真右/遠藤さんの製作したキャビネット。中には清水さんが集めた器やカップが飾られています。
清水さん この建物は、私のアトリエとして使いながら、住宅設計者のモデルハウスとして、遠藤さんの家具ショールームとしての機能を持たせているので、1階は入ってすぐに視線が抜ける窓を配置して開放的に、家具が映えるようシンプルに仕上げています。
キッチンやオーディオラック、テーブルなどは清水さんがデザインしたものを遠藤さんが製作したコラボ作品。将来的にはゲストハウスとしての活用も考えているそうです。
雅建築企画は自社設計のほか、monokraft(モノクラフト)清水徹さんと家具工房enao(エナオ)さんとのコラボレートも展開中です。