東川町・移住

移住で叶えた豊かな暮らし
自然と都会の両方がすぐそばに

北海道東川町は、大雪山国立公園の一部になっており、豊かな自然に囲まれた町です。

大雪山の雪解け水を地下水として蓄え、ミネラル豊富な天然水を、生活水として利用しています。

東川町せんとぴゅあⅡに展示された「君の椅子」

地域が連携して教育にも力を入れており、子育て支援も充実。子どもが誕生した際には名前入りの木製椅子がプレゼントされる「君の椅子」プロジェクトがある、家具の町でもあります。

道北の中核都市・旭川へは車で20分ほど、旭川空港へは10分ほどの立地。少し足を伸ばすと必要なものが手に入り、すぐそこには大自然がある。都会の便利さと大自然が共存する魅力的な町です。

町内にある石窯焼きピザ店「ピッツァ亭」のピザ
写真甲子園2024の展示の様子

おしゃれで美味しいカフェやレストランなども多く、国際的な写真フェスティバルが開催されるなど、グルメやカルチャーの分野でも注目を集めています。

こうした環境に惹かれ、東川町は移住地として人気のエリアです。子育てやセカンドライフの舞台としてはもちろん、リモートワークが整備されたコロナ以降は、デュアルライフ(二拠点生活)や、クリエイターの創作拠点としても、人気が高まっています。

雅建築企画のお客さまには、東川町に移住して家を建てた方が多くいらっしゃいます。このページでは先輩オーナーの移住にまつわるエピソードをご紹介します。

1 「君の椅子」から始まった東川での子育て Wさん
2 東川町移住で叶えた仕事・遊び・子育ての黄金バランス 清水さん
3 先輩移住者の暮らしに魅せられ東川町移住を決意 萬田さん

「君の椅子」から始まった東川での子育て 東川町・Wさん

2018年に新築した現在の住まい

旭川市内でヘアサロン(美容室)を営んでいたWさんは、2011年に中古住宅を購入し、ご家族で東川町に越してきました。当時で築30数年が経っていた建物は断熱性が乏しく、2018年に、敷地内に雅建築企画の設計・施工でマイホームを新築されました。

2024年春には、隣接する以前の住まいをフル・リフォームして店舗に改装し、ご夫婦それぞれがヘアサロン(美容室)とアロマサロンを営んでいます。

1階のウッドデッキ。この広大な風景がプライベートガーデンという、何ともうらやましい環境

奥さま 子育てするなら東川町がいいと思っていました。旭川に近い都会の便利さと、大自然が共存する環境で子育てがしたくて、長男が生まれるタイミングで引っ越してきました。

東川町公式ホームページ「東川らしさ」#03君の椅子プロジェクトより

東川町から、町内で誕生した子どもに、椅子を贈呈する「君の椅子」プロジェクトも密かな裏テーマだったそう。

奥さま 「君の居場所はここにあるからね」
というコンセプトが、本当に素敵ですよね。
町で生まれた子どもたち一人ひとりの名前が刻まれた、世界でたったひとつの手づくりの椅子には、値段をつけられない価値があります。

一番上に中学生のお兄ちゃんがいる3人兄弟。広々とした空間でお子さまたちは元気に遊んでいる

子どもたちが大人になった時に、この町に生まれて育ったことが幸せだったと感じ、小さな誇りになっていくと思います。

こちらはフル・リフォームした店舗。ご主人のヘアサロンです。イーゼルに掛けられた鏡にも美しい景色が写り込む特等席は、旭川時代からの常連のお客さまにも好評です。

2階には奥さまがアロマテラピーの施術を行う施術室を用意。手前には座ってくつろげるソファー・コーナーもあります。

フリーアナウンサーでもある奥さまは、自宅の2階フリースペースで声の収録をすることもある

奥さま この景色を眺めながら癒しの時間を過ごしたいと、遠方からも多くのお客さまがいらしてくれています。何かあったらすぐに駆け付けてくれる安心感!野上さんは相談しやすく優しい人柄で、信頼がおけました。これからも頼りにしています。

「君の椅子」から始まったWさんの子育てと家づくり。今ではこうして仕事の場としての拠点にもなり、公私ともに東川町での暮らしを満喫されています。

施工事例 Wさま邸

2 東川町移住で叶えた仕事・遊び・子育ての黄金バランス 清水さん

清水さんの自邸。雅建築企画がサポートしながら断熱改修を行った

雅建築企画の家づくりのパートナー・設計士で家具デザイナーの清水徹さん(monokraft主催)も、東川に魅せられた移住者の一人です。古い農家の住宅を購入し、数年間アトリエとして使った後に、住宅として本格的に断熱改修してから、ご家族で移住しました。

築60年の古家を、雅建築企画と一緒に少しずつ断熱改修
現在はグラフィック・デザイナーの奥さまとお子さま2人の4人家族が暮らしている

清水さん 私は、留学していたスウェーデンに似た気候風土や、町の取り組みに惹かれ、東川町にアトリエを持ちたいと思いました。

地域コミュニティーの温かさや、のんびりした子育て環境も移住の決め手になっています。

数年後には、自邸の隣にアトリエ兼ショールームを建て、今はそこで仕事をしています。

ストーブで使う薪は、知り合いや自治体などが切り出した丸太をもらい、自分たちで薪割をしている。手前に掛かっている釣り道具やウェーダー(銅付き長靴)も絵になっている

制作拠点と住まいを東川に集約したことで、仕事との向き合い方も、都会にいた頃とは変わりました。

例えばフライフィッシィング。徒歩10分のところにある忠別川が釣り場なので、気分転換に気軽に出かけることができます。今では一緒に家具工房を営む遠藤さんもすっかりハマってしまい、2人の息抜きになっています。

施工事例 清水邸
施工事例 monokraftアトリエ

3 先輩移住者の暮らしに魅せられ東川町移住を決意

2023年12月には、東京から東川町に移住した、カメラマンの萬田さんのお宅が完成しました。

萬田さん 先に移住していた清水さんに誘われて、忠別川に一緒に釣りに行き、大変よく釣れるのに驚きました。豊かな自然に抱かれた暮らしに魅了され、移住を決めました。

オーブン機能もついた薪ストーブに薪をくべる萬田さん。広い天板とオーブン機能で調理もできる、イタリア・デマニンコア社のクッキングストーブ『ドミノ』です。壁には、耐熱用に江別レンガを採用しています。

ご夫婦二人の住まいなので、洗面・脱衣所やトイレなどは、極力コンパクトにまとめています。一方で、友人を招いて料理をふるまえるクッキングスペースや本格的なキッチンにはこだわりました。

窓際には、収納を兼ねたソファーベッドを造作。窓の向こうの桜の木は、暖かくなると春の訪れを知らせてくれます。晴れた日には旭岳も見られ、四季折々の景色を楽しめる空間です。

萬田邸に集まった関係者たち

萬田さん 困った時には近くに住む清水さんや、野上さんがすぐに駆け付けてくれるのも安心。釣りや料理を楽しむ東川の暮らしに、ワクワクが止まりません。

施工事例 萬田さま邸

子育てまっさかりでサロンも経営するWさまご夫婦や、清水さん、萬田さんとの出会いによって、地元北海道の自然や暮らしの魅力を再確認しながら、家づくりをする機会をいただいています。

このように雅建築企画には移住者の先輩オーナーがおり、移住に関する疑問や不安についてもサポートできるコミュニティーがあります。これから東川への移住を考えている方も、お気軽にご相談ください。

東川町の公式サイトはこち